一部では前から言われていたCO2モニターですが、これでコロナを防げるわけではありません。
あくまでも数字を知ることです。
空気感染という言葉は使っていませんが、空気を淀ませることは避けないといけないからその目安に、ということです。
夏のクーラーを使っていた頃から言われていたのですが、夏は比較的窓を開けやすい。
それが冬はどうもおっくうになりますし、屋内の店舗もそれほどなされていないことがわかるからです。
換気の目安となるのがCO2の濃度の数字です。
このCO2が1,000ppm以下であればいいと言われています。
それを知るのがCO2モニターです。
- CO2モニター安いものは目安にしか使えず
- CO2濃度をモニターで測って換気に注意力を
- 二酸化炭素濃度の測定はMOX方式が安いがNDIR方式がおすすめ
- CO2モニターのおすすめはNDIR方式のセンサー
- CO2センサーとも言われているようですが
- カスタム (CUSTOM) CO2モニター CO2-miniがおすすめ
- サトテック データロガーCO2モニターもおすすめ
- 心配なら酸素吸入器(家庭用)も用意できる
CO2モニター安いものは目安にしか使えず
だんだん新型コロナのことがわかるにつけ、手洗いよりも政府は換気のことを言い出していますよね。
それと2月のプリンセスダイヤモンドの頃は、一般人がマスクしても防ぐことはできない、と言い切っていた専門家もいました。これはインフルエンザと同じ考えだったからでしょう。
それがマスク、マスクと言われるように変わりました。
コロナの検査も、2月頃は鼻の奥に棒を突っ込んでいましたが、今は唾液で調べるようになっています。
それだけ唾液にウイルスが存在しているのでしょう。
これは学術論文にも「唾液」という言葉が増えているという指摘からもわかることです。
「唾液」というキーワードが急上昇 ウイルスは咳やくしゃみより会話で拡散する?(Forbes JAPAN) - Yahoo!ニュース
私も比較的早くエアロゾルという言葉を知りましたが、最初は風邪と同じく鼻やのどで増殖と思い込んでいました。唾液にウイルスが多数あるなんて思わなかったです。
CO2濃度をモニターで測って換気に注意力を
唾液を用いたPCR検査のほうが鼻腔より感度が高いと、アメリカの研究発表もありました。
唾液というなら、会話でも拡散します。アメリカの合唱団でのクラスター発生なども歌って拡散したのでしょう。
このことからも、屋外で一生懸命対策を取るよりも、「屋内」の対策が大事ということなのです。
日本でクラスター発生と聞くと屋外で発生したことはありませんよね。
どれも屋内です。
そこで屋内で空気をよどませない。
空気のよどみをわかるようにさせる、注意力を向かせる。
それがCO2モニターなのです。
CO2のモニタリングから、です。
政府は、飲食店にCO2センサーを導入したら補助を出すとかしてもいいのではないかと思います。
人が多いオフィスでも、800ppm以下を目標にするとか。
センサーがあっても、数字を見るだけで換気をしなければ意味がありませんが。
換気のやり方に対してはダイキンのページが詳しいです。
そこから一部を紹介すると
冬場に窓を開け換気をする場合について
外の空気が入り部屋の温度が下がりやすくなります。一般的に言われている夏場の窓開け換気の時間と回数の目安は、1時間に5分の換気を2回です。冬場の換気の際に少し寒いなと感じたら、5分より少し短めの換気を2回することを目安に
このように1時間に2回です。時間は5分で。
それも、「エアコンは運転したままで窓を開けて換気を」
なのです。
冬場は夏場と比べて室内と室外の温度差が大きく、暖かい空気が冷たいところに逃げようとするため、窓を開けると空気が自然に流れやすくなります。また、冬は風も強いので、夏場より少し短い時間でも必要量の換気ができます
室内と室外の温度差が大きいから、夏場より短い時間でもOKということ。
なにも寒い中、30分も開けておけ、ではないのです。
また、朝起きた時、外から帰ってきた時は、室内が寒いです。その時は、暖めてから、となります。
冷えた壁、床が温まると、冷えにくくなるからです。
「部屋の温度が上がる前に窓を開けてしまうと、室温とエアコンの設定温度の差が広がり、エアコンにかかる負荷が大きくなって電気代が上がってしまう原因に」
とのことです。
そして、エアコンから遠い窓を開けるというのもポイントです。
エアコンが効率よく温められないからです。かえって電気代がかかってしまいます。
二酸化炭素濃度の測定はMOX方式が安いがNDIR方式がおすすめ
CO2モニターを買ったから、安心!
ではなく、
こういう場所が空気がよどんで、換気させないといけないのか、
をわかるためです。
>> KKmoon 空気品質モニター CO2モニター ppmメーター二酸化炭素検出器
CO2モニターは、4,000円くらいで購入できます。
持ち歩くには、これくらいの値段がいいのかもしれませんが、専門家によると、MOX方式よりもNDIR方式と言われています。
CO2モニターのおすすめはNDIR方式のセンサー
アルコールの影響を受けないNDIR方式だと値段が高くなります。
こちらは、卓上用で、高精度NDIR(非分散型赤外線吸収方式)デュアルビームセンサを使用しています。
CO2センサーとも言われているようですが
なるべくなら NDIR方式のセンサーです。
NDIR方式のセンサーなら波長の光、吸光度を測定するので対象となる特定のガスに変化を及ぼすことなく、濃度測定することが可能だと言われています。
カスタム (CUSTOM) CO2モニター CO2-miniがおすすめ
周囲環境のCO2レベルを数値で表示する上に、さらに3段階のLEDでも表示するので、直感的にわかりやすいのが特徴です。
温度センサーも内蔵しているので、CO2レベルと室温を交互に表示してくれます。
>>カスタム (CUSTOM) CO2モニター CO2-mini (481-0244)
サトテック データロガーCO2モニターもおすすめ
スタンドとして、または壁掛けとして使用可能です。
二酸化炭素や温度、湿度、露点をリアルタイムモニタリングできます。新型コロナウイルス換気対策用として出されています。
データロガー付きCO2モニターは、アラームつきで目安になります。
見やすい大型ディスプレイが特徴です。
>>サトテック データロガー付CO2モニターHJ-CO2-LOG 測定器専門商社佐藤商事の日本語取扱説明書つき
心配なら酸素吸入器(家庭用)も用意できる
今の世の中、便利になりました。酸素吸入器も購入できるのですね。
換気に気をつけていれば大丈夫だと思うのですが、さらに先にと、準備のよい人は酸素吸入器も用意しているのだとか。
確かに酸素不足だと、自分は意識していなくても、眠たくなったりしてますよね。
登山の時に酸素缶を用意するように、酸素不足になりそうな時はこのような酸素吸入器を用意しておくのですね。
医療用ではないのですが、家庭用なら購入できるそうですよ。