血糖値がジェットコースターのように、上下するのはよくない
私は、血糖値スパイクというものすら知らなかったのですが、今、振り返ってみますと、きっとそうだったのだろうと思います。
それを放置していると、糖尿病へ突入です。
このYahoo!ニュースを読みますと、健康診断ではそれがわからない。
そりゃそうですよね。急上昇して、その後血糖値が落ちているのなら、平均値としては正常の範囲になることでしょう。
健康診断で、HbA1cを測っても、ぎりぎり正常値に収まるかと思いますし、空腹時には下がっているのですから、わかりませんよね。
それを防ぐには、どうしたいいのか。
まずは、低GI食品を食べるようにしたほうがいいと、今の私が過去に向かっていうならこれをアドバイスしますね。さらに、できれば、糖質制限で血糖値の上がり下がりが、なるべく一定になるようにしたいものです。
要は、急上昇させ、急下降させるのが血管によくないのです。
低GIとは、血糖値が急上昇しない、ゆっくりあがるものです。たとえば、白米よりは玄米です。食パンよりは全粒粉パンです。
勘違いしないでほしいのですが、カロリー高いものが高GIではないのです。このYahoo!ニュースでも、
おにぎり2つを1つに減らし、その代わりにから揚げを食べる。また、おにぎりより先にから揚げを食べると、肉に含まれる脂質やタンパク質に反応して、胃の動きがゆっくりになる。その状態でおにぎりを食べると、血糖値が一気に上がらないため、“血糖値スパイク”が起きにくくなる。
意外でしょ?
から揚げなんか、カロリー高そうじゃあありませんか。
ダイエットのために、朝ごはんは、ジャムパン1つだけにしています。これも「1つだけ」にまどわされそうです。カロリーはパン1つ分でも、血糖値は急上昇しそうですな。
同じく白米のおにぎりだけ、よりは、具がいろいろはいっている五目ごはんや、チャーハンのほうがいいですね。
一番いいのが、食物繊維が多いものを先に食べる、ですが、とりあえず、血糖値が上がるのを邪魔しそうなものをいっしょに取るということです。
このような難消化性デキストリンが入っているお茶ですと、血糖値の上がり方を穏やかなものにすると(すでに糖尿病になっている人はそれほど変化がないでしょうが)ことです。
以前の体調の悪さも、江部先生のブログに書いてあった機能性低血糖の記事や、その他の病院の記事を読んで、ドンピシャでした。
本当に変なお腹の減り方(これはなったことのある人ならわかりますが、普通のお腹が減ったーとは違った感覚です)で、ひどい時は吐き気までしました。冷や汗が出たり、心臓がドキドキして、よくわかりませんがアドレナリン出まくりのような状態になるのです。人によってはパニック障害と間違える人もいると聞きました。
普通の人なら、糖質制限までしてダイエットしたくないとか、炭水化物をほとんど取らない生活なんてできっこないと思うでしょうから、なるべく、急激な上昇をさせない、炭水化物はできるだけ減らす(うどんとおにぎりで満腹にさせるような、炭水化物プラス炭水化物は避ける)を心がけるのがよろしいかと思います。
それでなくても、日本人は体質的にインスリン分泌能力が欧米人より劣っているらしいので、マイナススタートと思って気をつけるにこしたことないですね(遺伝もあるので、炭水化物たくさん取っても強い人もいるでしょうけど)。