西脇俊ニ氏著、『絶糖生活のはじめ方』を読んだ
低糖質ダイエットをやっている人ならおわかりかと思いますが、糖質制限にもいろいろあります。
かなり厳しいものから、ローカボというゆるい糖質制限まで、いろいろです。
次回、書こうと思っていますが、江部康二先生が書いた、『人類最強の「糖質制限」論』において、大きく分けて3つに分けられると言っています。
おおざっぱに言えば、制限が厳しい、中間、そして緩やかの3つです。
今回読んだ「絶糖生活」は、特にガンの克服においては、糖分はガン細胞のエサということで、かなり厳しい糖質制限のことも書かれています(生活習慣病、すなわち、糖尿病においては、そこまで厳しい制限ではありませんが)。
ダイエットや老化防止、健康増進だけでなく、ガンさえも克服できるということで、ゆるいものだけでなく、厳しい制限のことも書いています。
著者である西脇俊ニ先生は、1日10g以下の徹底的な「絶糖」を行っています。
糖の摂取を減らすだけで、心身の健康を保てるということも書いていますね。これは、先生が精神科医であることから、心の面でも健康になれることを患者さんの実例から感じたそうです。
その他、病気などで消化力が落ちた時にはどうすべきか(思い切って「食べない」という選択肢も必要とのこと)や、外食時に先生自身がどうやっているかなども書かれています。
そういえば、西脇先生は豆乳は糖質が多いためNGで、牛乳、それも成分無調整のものを選ぶようにと書いています(88pから89p)。牛乳のほうがダメなのかと思っていました。
最後のほうには、ガンの事例がいくつか載っていましたが、私としては、朝昼晩のレシピが気になって、この本を購入しました(私自身は、ガンについては人それぞれなので、あまり信じるのもどうかなという立場です)。
写真ではなく、イラストと文字なのですが、写真をみてわかるように、糖質5g未満のメニューまで載っているのです。
私はこれほど厳しい糖質制限は行っていません。しかし、前から気になっていたのです。かなり厳しい糖質制限、ゼロに近いくらいの糖質制限となると、どんなものを食べるのかと。
カロリーを減らさないという目的のため、かえって脂肪分、油が多くなるのではないかと思っていたところ、こういうメニューなのかぁと思った次第です。至って、普通です。
ただ、ここまで厳しい場合、飲み物も白湯か、ぎりぎり緑茶までなのだそうです。コーヒー、抹茶、粉茶はダメとのこと。
しかし、これくらい厳しいと、ちょっと今日は多めに糖質を取ったなぁと思ったら、この中のメニューのどれかを夕食にするとか、翌日、これを参考にして調整することができるかなと思いました。
あと、この本には、めんつゆの作り方や、ポン酢の作り方も書いてあります。「絶糖自家製」ということで自作ですね。
5g以内という厳しいものだけでなく、10gまでのもう少し緩やかなもののメニューもありました。それでも十分糖質制限ですが。
あえて、この本には厳しいタイプのメニューを載せたとのこと。
毎日、糖質制限をしていますと、同じようなメニューになりがちなので、バリエーションとして、レシピを参考にしようと思って、今回の本を購入しました。
書いてあることは、今まで読んだ江部康二先生の書籍などでまぁまぁ知っていることでしたが、レシピは豊富にしたいので買いました(それだけ私の場合、メニューがマンネリ化しているということですが)。
ガン、高血糖、脂肪が消えていく! --絶糖生活のはじめ方 (廣済堂健康人新書)
- 作者: 西脇俊二
- 出版社/メーカー: 廣済堂出版
- 発売日: 2016/01/28
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